放送大学の面接授業「確率論入門」を受講しに文京学習センターに来ました。
先週に引き続き2週連続、放送大学の面接授業です。
放送大学文京学習センターは、茗荷谷駅からすぐで便利でした。
この学習センターは、筑波大学東京キャンパスに併設されているんですが、こんな利便性が良い場所にあって羨ましい。
また筑波大学に併設されている関係でeduroamの電波が飛んでいる点も嬉しいです。

放送大学の面接授業なので「確率論入門」という講座名ですが「確率論の入門の入門の入門」くらいの内容と思っていました。
要は大学の「確率論入門」の授業をガッツリというより、高等学校や中学校で学習する「確率」の復習から始まって、大学の確率論の触りだけやる…みたい授業だと思っていました。
ですが、ちゃんとシラバス通り(大学2年生当たりで学習しそうな)「確率論入門」でした。
一応、高校の確率の復習も10分ほど(!)していましたが…。

可測集合族なんて言葉が出てくるとはもちろん思っていませんでしたし、定理の証明をガッツリ文字を使ってガリガリ解説されるなんて思っていませんでした。(とはいっても、大学の数学科で(この講義を)やったらスーパー丁寧な講義になると思います。)
想定外だらけでしたが、おかげでめちゃくちゃ面白かったです。合間合間に言う具体例も勉強になりました。

こんだけ充実した8コマがたった6000円で受講できて、しかも1単位までもらえるという至れり尽くせりを考えると放送大学は無敵だと思った次第です。
放送大学っていうと「誰でも入れるから簡単なことしかやっていない」と勘違いしている人が結構いますが、講義の内容は本格派です。そして知的に面白い。
知的な面白さをもっと伝えないといけないな…と思いつつ、多分今後もいつも通りの講義をするのがきっと私です。