先日、多摩センター駅にあるベネッセコーポレーション(東京ビル)に行ってきました。
私も一応教育系の人間なので、ベネッセさんのデータはそれなりにお見かけします。今回の訪問でその辺りも少々拝見できて勉強になりました。
なお当日は、ベネッセさんが収集した豊富なデータを踏まえた書籍
『自分で考えて学ぶ子に育つ 声かけの正解』 庄子 寛之 著
の熱い・熱い思いを知ったので”興奮冷めやらぬまま”帰りは紀伊国屋書店新宿本店に立ち寄り、4階まで階段ダッシュして本書を購入しました。
もしかすると「私がどう思ったのか」が気になる危篤な方がいるかもしれません。でも私はあえて感想を書かないんです。こんな熱い思いがある本を、私ごときが軽々しく感想や結論を書いて読者を分かった気にさせては本書に、著者の庄子さんに失礼だからです
…とでもいうと思いましたか?
違うんです。ええ、正直に白状すると、購入してから10日ほど経っているはずですが、まだ読めていないんです。
本来、書籍というのは買ったときに読むのが一番良いはずですが、査読付き論文の修正がいっぺんに3つも来たので、本日までその修正対応に追われていた…というのが無様な結論です(…と、まぁ大学生もドン引きしそうな壮絶な言い訳をかましています)。
話は戻して…
近年の教育本は、エビデンス系統に全振りのもの(evidence based:量的系、統計データ)、もしくはエビデンスなしで具体例が中心のもの(narrative based:質的系、インタビューデータ)に偏っている気がするので、どちらもある…と思われる本書を「これから」じっくり読んでいきたいと思います。
(注)narrative based って聞き慣れない人もいると思いますが、日本で受験をしている人は、ざっくりいうとnarrative based の勉強法を採用していると思います。合格体験記に書いてあった勉強法など…で勉強をしているのではないかと?。
(注の注)もちろん、合格体験記に書いてあった勉強法がevidence basedの可能性もありますが…。
(注の注の注)なんでもかんでも比べたがるのが日本人なので補足するとevidence based、narrative basedに優劣はありませんのであしからず。「ざっくり」いうと、対象が量的データか?、質的データか?の違いでしかありません。
追伸:ベネッセ最寄の多摩センター駅は、サン◯オさんのキャラクターに占拠されている模様です。