今年は初めて放送大学の面接授業を受けました。初めての割には強気に次の5つを受講しました。(それぞれの概要はリンクを辿ってください)
1.数学の言葉、2.確率論入門、3.古典作図、4.算数・数学教育概説、5.数学と証明
放送大学の学生は、東京理科大学の2部(夜間)の学生と同じように、積極的に学びを得ようとする姿勢がヒシヒシと伝わってきて、同じ教室にいながらワクワクしました。学問って本当はこうだよなぁ〜って再確認できた気がします。私自身、放送大学の面接授業を受けている時、積極的に楽しんでいて、役に立つかどうか…なんて1ミクロンも考えていなかったので…。
時たま「学問(特に数学)に対して、何に役に立つかのか?」をマウンティング気味に聞いてくる人とかいますが、そんな損得勘定を気にして学問をやるようなちっちゃい・ちぃ〜〜ちゃい貧相な動機なら、役立つ学問も身につかず結果役に立たないから、やんないほうがいいと思うんですよね。
そういう質問をする人に無理やり学問をやらせても「結局、(勉強したけど実務に)役立たなかったんだよね〜」みたいな「学問は役立たない」の風評被害を拡散するだけになりますから…(おそらくこういう発言をする目的は、「できなかった自分に対する」正当化です。)。役立たないのは学問ではなく、風評被害を拡散しているあなたの発言です。
というか「役に立つかどうかを質問してくる人」にいつも思うことなんですけど、役に立つかどうかが知りたいならググれよ、ググれないなら生成AIに聞けよ、今の時代、それで解決するでしょ。それも「手取り足取り、上げ膳据え膳」しなきゃいかんの?って思ってしまいます。
まぁそういって突き放すとキレらるし、かと言って丁寧に提案しても結局キレられるのがオチなので「役立つこと」ばかりを気にして結局行動しない「ベネフィット迷子ちゃん」とは世界線が違うと思うことにしていますが…。
話を戻して、
どうしても受講している科目が数学・統計関係に偏ってしまっているのが反省点ではありますが、やっぱり大学の数学が面白い…というのが率直な感想です。
私の職業上、周りは高校数学や中学数学をやっている人が多いので、数学のお話は高校数学・中学数学が中心になってしまうんですけど、大学数学の方が格段に面白いんですよねぇ。
それは専門課程の数学じゃなくてもよくて、教養で学ぶ微分積分や線形代数とかでも十分面白いんです。この辺の知識を実務(ゲーム作成やCG)に使うのも面白いし、統計を合わせるだけで面白くて仕方がないんですけどねぇ。