水曜日のカレーと海上自衛隊の金曜日のカレー…曜日感覚？

本日（6月29日）は、山口県下関市の気温は35.1℃で観測史上最高なんだそうです。

お昼は、大学近くにある「いも太郎」さんのカレーを食べました。
「いも太郎」さんはブルドッグの看板犬が、特徴的です。
水曜日の昼にカレーを食べると前職を思い出します。

前職は、金曜日にカレーが提供される（注）海上自衛隊でしたが、
私が所属していた小月航空基地では、かつて水曜日の昼と金曜日の夜の週２回
カレーが提供されていました。

そのため、水曜日のお昼にカレーを食べると「今週も折り返し地点になった」と思い、
金曜日の夜にカレーを食べると「今週も仕事が終わった」と思ったものです。

（注）海上自衛隊は、長期の海上勤務で「曜日感覚」が失われることを防ぐため、
金曜日はカレーを食べると言われますが、これは後付けのようです。

金曜日にカレーが提供されるルーツは、日本海軍にあるそうです。
日本海軍が創設して間もない頃は、兵士の慢性的な栄養不足に悩まされていました。
栄養不足を解決する食として採用されたのが、イギリス海軍のカレーだったそうです。

カレーは、栄養が豊富で大量の調理が容易であることに加え、
子供から大人まで大好きな美味しい食べ物です。
栄養不足の日本海軍にカレーはうってつけの食材ですが、
たまにカレーが提供されるだけでは栄養不足の問題は解決されません。

そこで、日本海軍では定期的（土曜日）にカレーが提供されるようになりました。
週休２日制となり、土曜日に提供されるカレーが金曜日に移り、現在に至ります。

…という理由はありますが、
『海上自衛隊は「曜日感覚」が失われることを防ぐため、金曜日にカレーを食べるんですよね。』
と聞かれたら、実感を込めて「そうなんですよ」と答えています。