放送大学で認定している科目群履修認証制度の
「データサイエンスリテラシープラン」を修了しました。

放送大学 科目群履修認証制度「データサイエンスリテラシープラン」

内閣府のAI戦略2019/2022 などで大学生・高専生の全員に、数理・データサイエンス・AI教育をすることが励行されていて、放送大学で認定している科目群履修認証制度の「データサイエンスリテラシープラン」を修了しました。

内閣府のAI戦略2019/2022 などで大学生・高専生の全員に、数理・データサイエンス・AI教育をすることが奨励されていまして、数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度があります。

数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度は、英語で
Approved Program for Mathematics, Data science and AI Smart Higher Education
で略称はMDASH(エムダッシュ)と言われています。

この認定制度は多くの大学で採用されているんですが、他大学はどんな授業で認定しているのかが気になったので、(他大学の具体例として)放送大学の授業を受けてみた次第です。
MDASHに関する科目を知るだけであれば、データサイエンス・リテラシ導入・基礎・心得の3単位分の受講だけでよかったんですが、せっかくなので放送大学が独自に認定している科目群履修認証制度の「データサイエンスリテラシープラン」を取るために、それなりに多くの科目を履修してみました。
やはり、いつになっても知らないことを学ぶのは楽しいもので、動機は「認定制度の取得」という不純なものでしたが、よかったと思います。
もちろん「自分でお金を払って」学習している…という意識があったのかもしれません。(サンクコスト効果)

よく「大学生の頃に真面目に勉強しなかったから、(ちゃんと勉強しに)大学に行きたい」という社会人の方を度々お見かけしますが、宣言だけで大体な〜〜んにもやりません。
それは、フルタイムの学生(*)になろうとハードルを(勝手に)上げているからです。
科目等履修生(放送大学では「選科履修生・科目履修生」)として学びたい科目を学べばいいんです。

昨年(2023年)に、麻木久仁子さんが放送大学に入学して話題になりましたが、麻木さんは選科履修生として放送大学に入学しています。やろうと思ったとき、すぐに行動することは大事だと思います。

なお、放送大学は無試験ですが、大学の講義が簡単ということはありません。
例えば物理の授業は「微積を使って」行われます。大学受験用語では「微積物理」にあたるものです。
(個人的には「微積物理」と言う用語には、「頭痛が痛い、馬から落馬、違和感を感じる」のような違和感を持ちますが…。)
数学・統計の講義も得るものや発見が十分にあります。