7月11日は、大学のお仕事で広島県福山市に出張でした。
連日の大雨で出張が危ぶまれましたが、山陽新幹線は朝から動いていて大丈夫でした。
(山陽本線は16時まで動いていませんでしたが…。)

お仕事の内容は「企業と学校の交流会」ということで
民間企業さんの仕事内容や現状を伺いつつ、
弊学(下関市立大学)の状況をお話ししてきました。

20社近くの企業と交流しましたが、どの企業も大学生(若い力)を求めていて
学生にあった条件などいろいろ教えていだたきました。

給与であったり、休暇であったり、勤務地であったり…
今は学生にあったものが提示されるようになっていて、
時代が変わったなぁ…と、就職氷河期を経験した私はしみじみと感じました。

時系列は前後しますが、他大学の担当者と名刺交換をしたときに
「佐々木さんは大学の職員ですか?、市役所の派遣ですか?」
と聞かれ、初めは「?」と思ったんですが、後で参加者名簿を見て分かりました。
今回の交流会で「教員の参加は私だけだった」ことが…。

こういう会は就職やキャリア担当の方が来られるのが普通なのかな…と思いつつ
民間企業の方の話を伺い見聞を広げるという観点では貴重な経験でした。

私は、学校の先生(大学含む)や公務員の方「あるある」の
「就職活動は学校しかしません」や「公務員しか受けません」ではなく、
民間企業も幅広くやった経験があるので、話題に事欠くことはありませんでした。

かつての就職活動は「人生一度しかない」という信念のもと、いろいろと受けさせてもらいました。
・WOWOWの本社(赤坂)で面接時に「ワオワオ」ではなく「ワウワウ」と知ったり…
・NECの説明会に行ったとき「日本電気株式会社」と書かれた資料を見て
 「すみません私、NECに来たつもりだったんですが、会場ここであってますか?」
  と言う「顔面から火を吹き出しそうになる」発言を担当者にしたり…
・パソコン教室のAVIVAがベネッセの傘下に入ることを面接で知ったり…
・SEGAでプログラマーの人と話したときに出た
 「締切に間に合わない…じゃないんですね。間に合わせるんです」…と言う内容に感心しつつも、
 メガネの奥に潜む視力が落ちまくったであろう瞳を見て、プログラマーたるものを思い知らされたり…

とまぁいろいろで、振り返ると…とんでもないことをやらかして、今となっては恥ずかしい経験と敗北ばかりですが、それもキャリア関係の仕事をする上で糧になっている…と本日から思うことにしました。

そういえば、アー⚪︎引っ越しセンターで話を伺っているとき「私も20年以上前にアー⚪︎引っ越しセンターさんで短期のアルバイトをしまして、いろいろと経験させていただきました」と言ったところ担当のお二人が
「弊社は事務の仕事もありますし、労働環境も20年前と比べてよくなりましたので是非」
としきりに言われていて、少しばかり闇を感じたりしないわけでもない、1日でした。