12月16日~17日に全国数学教育学会の第59回研究発表会に参加のため福岡教育大学に来ました。
福岡教育大学といえば前職場(防衛省海上自衛隊小月教育航空隊)で体育教官だった某H氏の母校
だった記憶がありますが、大学に来たのは初めてです。
駅から近いので便利…と思ったのは正門通過までで、国立大学にありがちな門から教室までがそれなりに遠い大学でした。
あと、福岡といえばそれなりに都会のイメージだったんですが、周りのお店が…(以下自粛)

相変わらず、世界探究パラダイムやら、SRP (Study and Research Paths)やら、
人間教授学理論(ATD:Anthropological Theory of the Didactic)やらの
広島大学の数学教育の先生方がやっている研究はほぼわからないので、勉強して少しは理解したいと思っています。

今のところ上記の分野に興味の関心などはまだないのですが、
だからこそ「興味がない人が数学に関心を持つきっかけが何か」
を体感するのにはちょうどいいのでは…と思って、人体実験しています。

ちょっと前まで学会にはパソコンは持参せずi-padでごり押ししていたんですが、現地調達ができないので、
前々回の学会(日本数学教育学会の秋期)からパソコンを持参するようになりました。
で、パソコンを持っていくのがいつもネックだったので、諦めて専用のバックを先日買いました。
国公大学はeduroamがあるんで、パソコンはあったほうが便利だなぁとつくづく…。
うちの大学も新しい学部ができるので、eduroam入れてくれないかなぁ。
ちなみに私、eduroamは東北大学のアカウントで入っています。

1か月前の日本数学教育学会の秋期研究大会当たりから、知り合いをチラホラ見かけるようになって、学会が普通に楽しくなってきました。今回の学会も行く会場・行く会場、知り合いの先生(多くは大先輩の)方々がいたので、普通に数学の議論ができて楽しかった。
また、議論をしながら新たに色々な先生とも知り合えたので、やはり対面の良さを実感しました。

で、本日は発表だったわけですが、いつもよりも聴講人数が多かったんで、
いろいろ質問をもらったり、アドバイスをもらったりで面白かったです。
聞いてほしい質問が飛んできたんで、答えていてめっちゃ楽しいかった。完全に自己満の境地ですが…。

ここまで見ると順調に終わったかのように見えますが、そんなことは決してなく、どっちかというとギリギリです。
特に今回は最近のバタバタ事情と「喘息の発症」やらで体調がすぐれず、
私のお家芸である現地調達をする余裕もなかった(ここまで壮大な言い訳)ので、
完全に発表がノープランとなり冷や冷やでした。

が、研究の方はじっくりやったので
『「何を聞いても即答できる」という状態ならば,(発表は)いくら派手にとばしてもO.K.です』
注:(発表は)は佐々木が補足
と言っている、河東泰之大先生の言葉を思い出して、時間が不足しそうになった部分は派手に飛ばし倒して、時間通りに発表を強制終了させました。(何だかんだ言ってますが、要は言い訳して誤魔化しているだけです。)

学会終了後はBダッシュで教育大前駅から博多駅に行って、10年前の教え子と密会してきました。
私の100倍成長していたので、私も100倍成長できるようがんばるはずです。