駿台・生涯教育推進プロジェクト 大島保彦師の講座を受講 

セミナー
駿台・生涯教育推進プロジェクト

駿台・生涯教育推進プロジェクトを「映像」受講しました。 講座日程は2024年8月25日で、今頃になって感想…というのもどうかと思いますが…。 「映像」受講する際はGmailが必要になるんですが、記入し忘れて動画が受講できない …というミスが多々あるようです。私もそうでしたが…。 講座中に大島師がヴィスタ英和辞典(絶版)の話をしたので早速購入して見ました。 冒頭は、ピースボート関連の話をしていました・・・

行動すること・チャレンジすることに意義がある

数学教育関係

年内の授業はクリスマスイブに終わりましたが、私にとっての中ボスとラスボスはまだ残っていました。 もちろん中ボスは「査読付き論文の投稿」、ラスボスは「投稿論文のRevision(修正)です。」 先ほど(12月27日17時30分)無事…かどうかは別にして、強引に「えいや」っと(数学教育系の)論文を投稿して参りました。 最後の「えいや」って感覚は、著者なら書籍の脱稿に近いかもしれません。 なんだかんだで・・・

「分からない人の気持ち」が「分からない」のは脳の仕業

科学的根拠

「何事も成功するまでは不可能に思えるものである」ネルソン・マンデラ 学問って理解が困難だと、理解するのは不可能だなぁ…って思いがちですが(特に数学)、「一度理解ができると何でこんな簡単なことができなかったんだろう」って思うものです。なので、受験生はすぐに理解ができないことがあっても諦めないでくださいね。あと一歩で理解が降臨するかもしれません。 裏を返すと、一度理解すると理解できない人の気持ちがわか・・・

数学教育などの学会で見かける「ぐるぐるの図」について

数学教育関係 科学的根拠

算数教育や数学教育関連の学会に参加すると必ずお見かけする「ぐるぐるの図」について、補足したいと思います。  ぐるぐるの図は、次のようなステップがあります。 \(A_1\):日常生活や社会の事象を見つける まずは身の回りにある「気になること」「解決したい問題」を見つけます。たとえば「旅行の費用を安くするにはどうしたらいいか?」など、リアルな問題が出発点です。 これを「数学的に見立てられそうな要素は何・・・

数学が役に立つ・役に立たないに対する斜め45度の回答

数学教育関係 科学的根拠

あらかじめ言い訳しますが、私は数学が役に立つと思っていて、実際に役立てている人間です。 数学教育の学会に行くと、ほぼ100%の確率で見かける『ぐるぐるの図』というものがあります。 「ぐるぐるの図」は見慣れてしまうと水戸黄門の印籠と化してしまう感もありますが(心理学系のクロンバックのα係数もこれに近い)…、日常生活や社会にある事象を「数・図形・式」などを用いて「数学的に表現や処理」をして、そこから導・・・

TOEICを受けたことが無い人によるTOEIC勉強法に価値はあるか?

大学関係

世の中、やったことが無いのに批評や批判ばかりする人…というのがいるものですが、それってどうなんでしょうか? 例えば、『TOEICを受けたことが無い人がTOEICの効率的な勉強法を語る』や『大学受験をしたことが無い人が大学を語る』…みたいな話。 まぁ冷静になれば、そんな人の話しって誰も聞かないですよね。だって「机上の空論」ですから。 でもね。『TOEIC』や『大学』だったら分かることが、それ以外だと・・・

ファーストチェス理論:科学的根拠のある方法が科学的ではない理由

科学的根拠

最近「科学的根拠」って流行っていて、エビデンスと称する数値を見かけますが、大体「科学的じゃない」んですよね。 というのも「科学的根拠」って必ず「前提条件」があるんですけど、驚くほど「前提条件がガン無視」されているんです。 チェスの世界ではファーストチェス理論というものがあります。 「5秒で考えた手」と「30分かけて考えた手」が約86%同じ結果だったというものです。 なので、要は即断即決しましょうっ・・・

放送大学の面接授業を学習センターで受けて気づいたこと

放送大学

今年は初めて放送大学の面接授業を受けました。初めての割には強気に次の5つを受講しました。(それぞれの概要はリンクを辿ってください) 1.数学の言葉、2.確率論入門、3.古典作図、4.算数・数学教育概説、5.数学と証明 放送大学の学生は、東京理科大学の2部(夜間)の学生と同じように、積極的に学びを得ようとする姿勢がヒシヒシと伝わってきて、同じ教室にいながらワクワクしました。学問って本当はこうだよなぁ・・・

放送大学・東京文京学習センターの面接授業「数学と証明」を受講

放送大学

放送大学の面接授業にお邪魔して、20年ほど前に習った先生の講義を取ってみました。(20年経つといろいろ変わりますな。) 講義名は『数学と証明』 シラバスは骨太の内容でしたが、実際の内容は結構大学受験数学でした。 もちろん実数の完備性や全単射とか大学で習ったであろう内容も少しはありましたが、無限降下法やヤングタブロー(ヤング盤)、委員長公式とか大学受験っぽい内容が結構多かったです。私は大学受験数学が・・・

数学が嫌になる瞬間とは、定期テストの採点にて

数学教育関係

(画像はイラストACから) 数学という科目は好き・嫌いがはっきり分かれる科目ですが、嫌いになる瞬間ってパターンがあると思います。要は理不尽なんですが、その中の1つに採点があるのではないでしょうか? 数学の採点は、東京大学の河東先生が著書『数学者の思案』で次のように述べているように採点者の趣向が大きく表れます。 「数学は答えが一つであり、採点は容易と思っている人が多い。しかし、まったくそんなことはな・・・

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