どうでもいい注:今回の投稿には続きがあるはずです。
「私の夫と結婚して(日本版)」のネタバレが入るかもしれません。
掲載の画像は、上記ドラマのロケ地です(撮影者は私)。
大学後期の授業が始まりました。
私が勤務する大学には「学生と教員が共通に使うWi-Fiの環境:があって、その関係でレコメンド機能がバグるんでしょうか…YouTubeのショート動画に私が普段見ないものが挙がってきます。
「貴様らがこれから行くのは地獄だ!」…①とか
「ウソウソウソウソ・コツメカワウソ(注1)」…②とか
注1:他にムリムリムリムリ・カタツムリ、イヤイヤイヤイヤ・ロップイヤーなど
①は国民的アニメなんでレコメンドされる可能性はあるとしても、②は普通に動画を見ていてもレコメンドなんてされないです。
まぁ、AIさまに侵食され倒して普段見ないであろうショート動画に巡り会う(セレンディピティ)のも、いいもんなんでショート動画をつけっぱなしにしたりもするもんです。
そんな偶然の出会いを求めて…という崇高な意図は当然なく、惰性でショート動画をつけっぱなしにしてたら、ザックリ刺さるセリフが私の耳に入ってきました。
平気で相手を傷つける友達ならいらない。
相手が傷つくことを喜ぶ人は友達じゃない。だからいらない。
これからの人生で…いくらでも友達ができるって信じてるから。
『私の夫と結婚して(日本版)エピソード2より』
ちなみに↓
なんかすごい、というか、かっこいい
セリフに圧倒されすぎて「私の夫と結婚して」のショート動画を見てみました。
しかしこのドラマ…見たことがある人ならわかると思うんですが、タイムリープ(注2)するドラマなんで、(それを知らないで)ショート動画をつないで見るだけだと時々頭が「??」って混乱するんです。(注3)
注2:タイムリープ…現実の時間から瞬時に過去や未来に移動すること。移動は意識のみで、過去に移動した場合は、未来に何が起こるのかネタバレした状態になる。
注3:まぁ~大学受験の動画学習もそんな感じになりそうですよね。ピックアップした動画だけを見て分かった気になる…を繰り返して、基礎力が身に付かず迷子になっている感じでしょうか。当の本人が気づかなかったりすると、成績が伸びなかったりしますが…。
ということで、モヤモヤが気になってしまったので、5年ぶりにドラマを見ました。
ええ、実に5年ぶりで、5年前に見たのは社会現象が起こしていた「半沢直樹」の続編です。
「やられたらやり返す100倍返しだ!」や「おしまいDEATH」とか言ってたあれです。
で、このドラマを見ていて、今まで見たドラマとは別の違和感があったんです。
というのもドラマって、まぁフィクションじゃないですか。だからドラマの舞台は、私が住んでる世界とは別の「架空の国JAPAN」なわけで、見たことがない景色が広がっているはずなんです…少なくとも私にとっては。
でも…ドラマ開始から「あれ?見たことがある」の連続…主人公(神戸美紗)がタイムリープして10年前の会社で目覚めて、何が何だかわからず混乱して会社の外に出た先の景色にまず見覚えが…
(神戸)美紗が「なんだろう、この違和感」って心の声を話しているとき、私も確実に「なんだろう、この違和感」って感じていて…
『ここってもしや池袋?』って思いながら見ていたら、ジュンク堂書店の池袋本店の登場で推測が確信に変わっちゃうわけです。
しかも、私、このドラマのロケをしていたであろう時期にジュンク堂書店の池袋本店に行ってまして、思いっきりその時の風景が目の前に広がっていました(特に、Z会の「速単」の広告)。
(主人公が「ジュンク堂書店を出て横断歩道を渡っているとき」と「(おそらく)カラオケ館のガラスで10年前の自分の姿を見ているとき」…Z会の「速単」が見えます。)
で、1話の終盤に
起こることは起こる. 台本は変わらない. ならキャスティングを代えればいい(注4)
『私の夫と結婚して(日本版)エピソード1より』
というセリフがあるんですが、このセリフを言った場所は京橋エドグランの金鳳堂前(地下は京橋駅)だったりして、もはや架空の国JAPANで行われている物語なんて片思えないです。ええ、現実事です。
見たことがある景色に始まり、見た景色で終わる…こんなのドラマを見ていて初めてでした。で、ドラマを見ながら10年前って何をしていたのかなぁ…って気になりました。10年前の投稿を気になって見てたら、結構なターニングポイントがあって、振り返りたくなったので「誰も期待していない」でしょうが、そのターニングポイントは後日…。
注4:親友と夫に裏切られて命を落とす主人公・神戸美紗が高校1年生の頃にやりたかったのが演劇(タイムリープしてもできないこと)なんで、そのあたりの言葉(舞台、台本、幕間、シナリオ、キャスティング)が出てくるのかも…。
「キャスティングを変えればいい」と心のセリフを話すときの主人公の視線がゾクゾクします。











