9月の下旬に日本テスト学会第23回大会に参加しました…ということを思い出したので、今さらながら備忘録のための投稿です。

私が日本テスト学会に入会したのは2022年ですが、この学会は2021年から2024年の4年間は対面での大会が無くオンラインだったので、今回の大会は私にとって初対面でした。
いつも行く数学教育系の学会と違って存じ上げない先生が多かったです(その分、いろいろな先生と挨拶ができましたが…)。

存じ上げている先生と言えば…
「博士課程の指導教官」(注1)と大学入試学会の会員と日本テスト学会の会員がそれなりに重なっているので、「大学入試学会で知った先生」くらいです。
注1:博士課程の指導教官と私が重なる学会はこの日本テスト学会だけです。私が日本教育心理学会…とかに入会すれば、お会いするんですけど…ね)

あ…そうそう学会の会場が東京大学の本郷キャンパスだったんですが、訪れたのは何と25年前の「五月祭」ぶり(注2)。キャンパスを歩きながら懐かしさを感じました。
注2:(どうでもいい独り言)あれ、私が他大学の学祭に行ってた…って今思えば、私も意外に大学生の頃に青春を謳歌してた??

本郷キャンパスは広すぎて、学会中は昼食を取るところを探すのに苦労しました。
困った時は「Follow the crowd」だ!の精神で「群衆について行けば」(注3)なんとかなるだろう…と安易に思っていたら、群衆があっちこっちに分岐して解散なさる。仕方がなく、おどおどしながらランダムウォークしていたら、ホンキで迷ってただ時間ロスする間抜けになってました。他人に人生のハンドルを握らせてはいけないことを身をもって実証した限りです。
注3:毎日がeverydayばりの重言、いや…◯◯◯構文になっていることは、十分自覚しています。

やっとの思いでたどり着いた中央食堂では「11:30〜13:30 学生・教職員・優先 一般の方のご利用はご遠慮ください」と掲示されていて、心がポッキリ折られる始末。そんな掲示を「見なかったことにする」ほどの図太い神経も鋼のメンタルも残念ながら私は持ち合わせていません。
だって、学会のパスケースをぶら下げていて学外者感満載だし…「食事をするときだけは『私は東大生』です」と偽れるほどの「嘘つきのファンタジスタ」でもないお豆腐メンタルの私ですから…。看板をみるやいなや、中央食堂をBダッシュで失踪しましたよ。で、よくわからずたどり着いた理学部1号館前のお弁当コーナー(ネオポンテ TOKYO)で「ガリバタチキンのチーズトッピング」を買って食べました。

そういえば、迷子ちゃんになっている時に思ったんですが…東大の本郷キャンパスって学生・教職員以外の一般の方が多いですね。びっくりしました。高校生集団がいるのはなんとなくわかるとして、安田講堂の絵を描いている人とか、子供と散策しているお母様とか…東大って観光スポット化しているんでしょうか? もしかして、学生・教職員よりも一般人の方が多かったりして?
そう思うと、中央食堂に「一般の方のご利用はご遠慮ください」って書かれているのも仕方がないのかな。

で、テスト学会ですが、やはり流行りの「認知診断モデル」が多めでした。
なお、学会のプログラムはこちらです。(私の発表はp.17にあります)
個人的に「認知診断モデル」は興味があるし、東大のU先生からも勧められたので、これから勉強したいと思ってます…あ〜やりたいことだらけで時間が足りない。

なおテスト学会の懇親会のお店はCapo PELLICANO(カポ・ペリカーノ)というイタリアンでしたが、驚いたのは「医学部教育研究棟13階」という場所(注4)にあること。
キャンパス内にイタリアンなお店があって、さすが貴族だなぁって思いました。あ、駒場にはフレンチのお店があるんでしたっけ?
注4:ちなみに14階は「鉄門記念講堂」です。鉄門は東大医学部の代名詞でしょうか? 某学習塾のお名前の一部はこちら(鉄門)から取られたんでしたっけ?

追伸:学会中は赤羽岩淵駅に近いホテルに宿泊していたんですけど、赤羽岩淵駅(南北線)で大学の同僚に会って、ここでもびっくりしました。大学であまり会わないのに東京で会うって…なんか新鮮です。