先日の9月21日に「近畿数学教育学会の例会」参加のため、神戸(会場:神戸大学附属小学校、最寄り駅:JR明石駅)に行ってきました。

明石といえば、日本標準時の基準となる東経135°に位置しているので「子午線のまち」と言われ、学校でもそう習った気がしますが、知人の先生がマンホールの写真を撮っている姿を見るまで、そのことに気づきませんでした。
やはり覚えただけの知識だと応用ができないですね。改めて実感しました。私は(理系の中では)割と暗記が好きだった(過去形)ので、社会系の科目も好きで真面目に暗記をしていたですが、覚えただけの知識止まりで、生かしきれていないことがわかりました。

本当は学会が終わった後に(こっそり)近くの姫路城(明石駅から新快速で3駅)に寄って観光をしたかったんですが、「翌日締め切りの某学会予行原稿」があったので素直に断念しました。
要は弾丸ツアーで、最寄り駅の始発(6時前)で神戸に向かい、懇親会にも参加したので、最寄り駅に帰った来たのは最終の電車で23時を回ってました。
今日1日を振り返ってもそうですが、大学教員に必要なのは体力だと思います。
もしくは、どこでも眠れる(休める)、柔軟な睡眠力でしょうか?

話は戻して、当日のプログラムはこちらです。

今年は本当に業務に追われていて、本来目的のはずの研究が後回しになっているんですが、「忙しい・忙しい」と言い訳をしていると、全然研究をやらなくなるので、学会があったら参加して(無理矢理)発表すると決めています。
できるかできないかは別として「とりあえずやってみる」、参加することに意義がある「オリンピック精神」みたいなもんです

学会の発表があるから「(学会発表に)間に合わせるように研究する」という「明らかに強引」な日々を送っていルト、大学受験生時代の勉強方法と変わっていない気もしますが、成長できていないことも含めて、それが私です。

…ということで「強引に研究して、強引に結果をまとめて」の学会発表でしたが、質疑応答では叱咤激励を頂き、しっかりと気づきは頂きました。
これまた、完璧じゃない状態で模擬試験を受けて、勉強不足の部分を痛感する大学受験時代とあまり変わらない気がしますが、これもまた私なので、柔軟に(自分と)付き合っていきたいと思います。

あと、1つ気になったことがあって、関西圏の電車の文化なんでしょうか?
電車の出発時刻を示す電光掲示板に他ホームの時刻を表示するのは。

西明石駅の1番線で乗る電車を待つも、電光掲示板の時刻を過ぎても来ない
「今日は事故でもあったのかなぁ?」と思って、本気でネットの情報を見ても書いていない。「なんでだろう」と思ったら「電光掲示板に他ホームの時刻が表示」されていたんですね。

気づいた後は、慌ててホームの移動をしたわけですが…心理現象には「インビシブルゴリラ」というものがありまして、「ヒトって視野の中に入っていても、そのヒトの注意力が向けられていないと、その物事を見落としてしまうものなんですよ」…誰かに言いたい。