昨年(2024年)に5本の論文を投稿したんですが、年末に1本だけ『修正再査読(再審査)』で返ってきました。また『修正再査読(再審査)』かぁ〜と思いつつ、エディターキック(デスクリジェクト)やレフェリーリジェクトのような一発アウトじゃなかったので、ありがたく修正させてもらって一昨日(14日)に再投稿しました。

まぁ『修正再査読(再審査)』って見ると、頭に血が昇って発狂しますから、当然冷静な判断なんてできない(注)ので、結果が通知された日は直さないと決めてます。(以前「修正再投稿をするなら1週間後までに送ってこい」という、無茶振りがあって死にかけたことはありますが…。)
注)落ち着いているときにキレている状況を想像できない,キレているときに,落ち着いた状況を想像できない現象を「感情移入ギャップ」といいます。「ゴルフに夢中の父親のことを(ゴルフを全くやらない)私が理解できないこと」も、「いまだに数学をやっている私のことを父親が理解できないこと」も「感情移入ギャップ」です。
George F. Loewenstein(2015). Hot-Cold Empathy Gaps and Medical Decision Making, Health Psychology. 24 (4, Suppl): pp.49 – 56

で,一昨日は再投稿できたので「ホッ」としていたわけですが、先日と本日に続けて投稿論文の審査結果が返ってきて、どっちも結果が例によって例のごとく『修正再査読(再審査)』でした。つまり投稿論文は、3本連続『修正再査読(再審査)』です。
ということで、また論文を修正して、再び対比表をつける日々の始まりです。まぁ〜それが大学教員のメインの仕事でしょうから、有り難く修正させていただきます。

最近、なんでもかんでも「ダメ出し」される日々で、「ダメ出し」されすぎて、無というか空の境地に突入しそうな気すらします。昨日ビジネスブックマラソンで紹介されていた『自分とか、ないから。教養としての東洋哲学』にある境地っぽい気がします。
ただ、査読者の1名は「そのままで掲載OK」って言っているんですけどね…と「自分を取り戻すため」に、呟きだけはしておきます。