KADOKAWA(角川)第1本社ビル

6月8日(土)にKADOKAWAさんのビジネスセミナーに登壇しました。
タイトルは『ビジネスパーソンのための数学講座 仕事に使える入門編』
場所は、角川第1本社ビル・2Fホール(東京・飯田橋)
出身大学の東京理科大学(神楽坂キャンパス)の近くで
大学生の当時の20年近く前は、KADOKAWAさんでお仕事をすることを
全く想像していませんでした。人生何が起こるか分かりません。

東京の参加者のみならず、
大阪や福岡からセミナーの受講に来ていただきました。
感謝せずにはいられません。

セミナー内容は、クイズを通して数学の勉強方法をお話しつつ、
ビジネスに繋がる数字や統計の話題にシフトさせました。
書籍『身近なアレを数学で説明してみる』
に書けなかったネタも取り入れてお話しました。

3時間のセミナーだったので、後半は参加者からの質問を聞きながら進めていきました。
質問の中には「分数の割り算はひっくり返してかけ算」などの本質的なものが多くありました。
このようなセミナーの機会を頂けたことはとても光栄でした。

統計のお話がやはり一番関心があるようでした。
是非とも次は、統計のお話でKADOKAWAさんのセミナーを行いたいです。

注:
「分数の割り算はひっくり返してかけ算」
の質問を受けるときにいつも思うのですが、
この質問の前に「割り算はひっくり返してかけ算」
の説明ができるのかがポイントになります。

実は、意外に難しいのではないかと思います。
数式を使った例を4÷3で考えてみると…

となり、「割り算はひっくり返してかけ算」となることが分かります。
「分数の割り算はひっくり返してかけ算」も数式で説明する場合は同じイメージです。
ただし、分数の分母・分子に分数が現れる形なので
…式を見るだけで、いやになってしまう人がいるかもしれないです。

モノを使ってビジュアルに「分数の割り算はひっくり返してかけ算」を
説明する機会は、また別に…。